hopping around

~ヘタレ研究者は今日も逝く~

german souvenirs

Muensterの町中を歩いていて,一番繁盛していそうに見えたお店TollkoetterででかいHausbrotライ麦70%・小麦30%)をげっつ:

重さはなんと3.2kgもあったwww 道理で,Frankfurtでチェックインするときに「26.5kgはいくら何でも重量超過ぜよ」と言われて,このパン(プラス他にちょっと)をスーツケースから抜き出したらそれだけで21.5kgになって「完璧ぜよ!」ってインド系っぽいLH職員さんに親指立ててウインクされたわけだ...

そういえば,パン屋さんで買ったときも,"Ein Hausbrot, bitte"と言ったら,"Ganzen!?"と聞き返されて,"Ja!"と答えた記憶があるから,ひょっとするとひょっとして,ローカルの人たちはホールで買わないのか?

他にもパン。これは,別のパン屋さんPohlmeyers Holzofenライ麦53.5%・小麦36%にいろいろと混ぜてある黒パンMarktkruste

こちらは,DOM近くのカフェ兼ケーキ屋兼パン屋pain et gateau(ここも結構繁盛してた)で売ってた,Promenade何とか(ちょうどMuensterの旧城壁跡に自転車・歩行者のための遊歩道がある)っていう黒パン:

3つを食べ比べると,最初のHausbrotが一番おいしいかな。粉の旨みとザウアータイクの酸味とのバランスがいい。ちょっと日本のドイツパンでは味わえない旨さがある。コストパフォーマンス的にもこの大きさで13.5euroしかしないし。焼かずにそのまま食べるのが一番おいしいかも。

2つめの黒パンは,このHausbrotとよく似た味。が,余計なものが入っておらず,ストレートに粉の旨みを味わえるHasubrotの方がいいかな。

3つめのPromenadeは,かなり個性的。黒パンなんだけど,小麦の含有量が高いのか,ふんわりと軽い。特に,軽くトーストすると,まるでスポンジケーキ(もちろん黒パンだから堅いんだけれど)のようなふんわり感が出てくる。で,小麦っぽい甘さもある。パン屋さんが作るパンじゃなくて,ケーキ屋さんが作るパン,といった趣があって楽しい。

で,パンに合わせるために,farmers' marketでチーズも2kg以上買い込んでみる:

右上から時計回りに,3年ものゴーダ,リーダマイヤー(オランダ),名前不明,Weinbergkaese。この中で一番コクが深くて旨みが強いのが,3年ものゴーダ。試食して「これは旨い!」と大量に買い込んだんだけど,やはりすばらしい。こんなにおいしいチーズが100g0.99euroとは。次のオランダのリーダマイヤーは,やや若いチーズであっさりとしているんだけど,ちょっと苦みがあるところがおもしろい。その次の正体不明チーズも,両者の中間的な感じでなかなか。最後のWeinbergは,ブリーやカマンベールのようなホワイトチーズで,完熟のとろける旨さがいい感じ。日本だとこういう完熟ホワイトチーズ売ってないからなぁ。どれもドイツパンに非常に良くあう。

このほかにも,Muensterローカルの"Bierkaese"(ハードチーズをビールでウォッシュしたもの)と,フランスのepoisses(←一度も食べたことがなかったので,一度食べてみたかった)。この2つはまだ食べてない。

このチーズは,ジャガイモとあわせてスペイン風オムレツにしてみたら,激うま:

この味は,日本ではなかなか食べられないから,こういういいチーズが安く大量に手に入ったときに作るとうれしい。

あまりに大量のパンとチーズを買って帰ったので,相方から「そんなに買ってきてどーすんのよ!」と言われたけれど,食べ始めたら納得してもらえました。ふははは。

その他のお土産。ぐみ:

スーパーで売っていた安チョコ:

このRitter Sportというのは,ドイツではよく売れている超有名ブランドらしい。パッケージも,ぱかっと割ると開くおもしろいもの。味もしっかりしていて,日本のチョコとは違う...