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~ヘタレ研究者は今日も逝く~

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年内の授業も終わったし,というので,昨日は,買ってあったけれども見る暇がなくて長い間積んどくになっていた「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 スペシャル・エクステンデッド・エディション」を見ました。家でです。研究室に置いてあるDELLマシン+PowerDVDは,なぜか音声出力がワンテンポ遅れるので(口の動きよりも声が遅れる。PowerDVDのバグ?),使う気になれませぬ。

Chicagoに行く前に,劇場で見てはいたので,これをげっつしてあったのは,special extendedのところのためです。元々が長いのにさらに長くしてどーすんだ,という気がしないでもないですが。

で。

見始めて1時間ちょっとして,ちょwwwwww 劇場で見たときの最初の感動お涙ちょうだいシーンが差し替えられてるぅぅぅぅぅぅぅぅ!

僕の記憶が確かならば,GondorからRohanにのろしが伝わった後,最初は渋っていたTheodenがAragornの説得に応じて「これはmenの戦いだぁ!」みたいな決断をするシーンがあったはずですが,それが差し替えられてる。

むぅ。

これは,コレクターズ・エディションも買うか..... 何かDVD発売元の策略に完全にはめられている気がしないでもないですが。

ま,でも,2年ぶりに見た割にはなかなかよかったです。

にしても,「ロード・オブ・ザ・リング」って邦語タイトルは何とかならないものですかね。完全な誤訳ですよ。この邦語だと,リングが単数形だから,"one ring to rule them all"のlord,って意味になってしまう。元は12個のringSのlordのはずなのに。

まぁ,洋画の誤訳はよくあることなので,仕方のないことかも。日本語訳の方が原題より優れている,ってことはなかなかないような気がします。思いつくままに挙げると:

- 日本語タイトルの方が原題よりも優れているもの

Dead Poets Society -> 今を生きる(かーぺ・でぃえむ)

The Apartment -> アパートの鍵,貸します

- どう考えても誤訳だろ

When Harry met Sally -> 恋人たちの予感(作品テーマの読み違え)

Proof -> プルーフ・オブ・ライフ(「プルーフ」の意味が違ってる)

War of the World -> 世界大戦争(まぁ,こう訳すしかないのかも...)

- どっちがいいのか,優劣が付けがたい

Almost Famous -> あの頃,ペニー・レインと(余談だけど,Cameron Crow監督は「アメリカ」の書き方がうまいのと耳がいい)

Girl, Interrupted -> 17歳のカルテ(余談だけど,Angelina Jolieの最高傑作じゃないだろーか)

他にもあるかもしれないけど,さっと思いつくのはこのくらい。