hopping around

~ヘタレ研究者は今日も逝く~

premiere: april 2007

ロワイヤルとガトー・フランボワーズ:

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別にフランス大統領選を意識したという訳ではなく,「本日のスペシャル」を2つ。どちらも最後の一つだった。

ロワイヤルは,アーモンドミルクのムースにフルーツ(桃・洋なし・木苺)を入れて,上に表面を焼いたメレンゲを載せたもの。ムースのさわやかで,だけどこくがあるところと,メレンゲの甘さ・軽さの対比がいい感じ。このメレンゲ,もちろん,ムース・シトロンを作るときのように甘くはないです。あれは,レモンの強烈な酸味に対抗させる目的があるので。

ガトー・フランボワーズは,最初の見た感じよりは大分重い。下から,スポンジ+チョコクリーム+スポンジ+ホワイトチョコ?クリーム+スポンジ+フランボワーズジャム(スポンジはもちろんフランボワーズソースを塗った上でサンドされている)。スポンジが重めのを使っているのと(バターケーキと普通のスポンジの中間くらい),チョコが強いのとで,「フランボワーズ」という名前から推測されるよりずっしりしている。というより,チョコとスポンジだけだと重いから,木苺の酸味で軽くすることを狙った,といった方が正確かもしれない。味のバランスは,ロワイヤルに比べると,ちょっとくどい。ブランデーとかを利かせた方が,もうちょっと華やかになってよかったんぢゃないか,という気がします。

ところで,それとは別に,コンビニスイーツな,「とろふわ」をげっつしてみました:

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確かにおいしいけれど,「この食感はもはやプリンではないだろー」と思って成分材料を見てみると,卵・牛乳の他に,ゼラチンと寒天が。なるほど。プリン(=卵のタンパクを熱で固める)のではなくて,その前のカスタードをゼラチンで固めてこの食感を出した,という訳か。こういうのを「プリン」と名付けることは,虚偽表示なのか,それとも許される範囲なのか,どっちなんでしょーかね...