hopping around

~ヘタレ研究者は今日も逝く~

smoke get into your bag

で,UAのチェックインは,departure3時間前の午前3時40分くらいに開始。デジカメを入れたバックパックをchedk-inのために測ってみたら,14.6kgしかなかった。お米とか買ってるし,最後に空港で,タイ版リポD(黄色いM-150という方のやつ。運転手からおばさんまで,ありとあらゆる人が飲みまくってるのを見た)もげっつしたりしているので,食材系の重さは10kg近く行ってるはずだ。それにバックパックの重さ(スーツケース(普通8kgくらい?)より軽い)が1kgくらいはあるであろうことを考えると,服とかそういうものは,5kgもないことになる。ずいぶん軽い荷物だなぁ...

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チェックインしてから,すぐに出国手続して――空港利用税払う必要があるかと思って500Bを残しておいたら,払う必要がなかった。どうも,マイレージでげっつしたチケットの追加費用分に含まれていたらしい――,まだ開店してない免税店とセキュリティチェック(免税店の後にセキュリティチェックがあるなんて)をくぐると,すぐそこがもう搭乗口。チェックインしてから10分で搭乗口まで着いてしまった。成田から到着したときは,搭乗口から入国ゲートまでえんえんと歩かされた記憶があったんだけど... が,しかし,この空港,セキュリティチェックをくぐってしまうと,まさに何もない。また暇。

搭乗口の前の待合い席入り口では,再度のセキュリティチェックがある。中南米の空港でもよくあることだけど,アメリカの航空会社が,現地の空港によるセキュリティチェックを信用しないで,再チェックすることは,ここでも行われている。男女別に分けられて,男性は男性係員が,女性は女性係員がボディチェックした後,バッグを開けて中身検査。

フライトの中では,RatatouilleとかRush Hour 3とかやってたけど,さすがに徹夜だったのでかなり寝てました。

ところが事件は,小雪の舞う成田で起こる。いつも通りに税関をスルーしようとしたところ,呼び止められて「あなたの荷物に麻薬探知犬が反応していますから,別室で取り調べを受けて下さい」。なにぃぃぃぃぃぃぃぃ! 辺りを見回しても犬なんて見えない(後でチェックしてみたけれど,check-inしていたバックパックの荷札にも印は付けられていなかった)。

とっさに考えてみて,可能性があるのは2つ。その1。昨日,A.T.Guesthouseに一日バックパックを預けて置いてもらった間に,誰かが「隠れ運び屋」に仕立てるためにドラッグを詰め込んだ。けれども,僕は帰国後,特に誰かに会うとかどこか特定の場所に行くという予定もないから,僕を運び屋にしても日本国内で回収する手段がないから,そもそもそうするインセンティヴがない。従って,この筋はボツ。

その2。やはり昨日A.T.Guesthouseに一日バックパックを預けて置いてもらった間に,誰かがそこでドラッグをやって,その煙がバックパックに染みこんだ。Chicagoにいたときに,マリファナを目の前で吸われたことが2-3度あるけど(←UofC undergradは,勉強ノルマの厳しさと冬の気候の厳しさとで,麻薬汚染率が全米中でも高い方にはいるらしい),あれって特徴的な甘ったるいいやな臭いがする(←受動喫煙状態になるので,激しく迷惑)。人間より嗅覚が敏感な犬なら,前日に染みこんだ臭いに反応しても不思議ではない。多分こっちの線だろうなぁ。A.T. Guesthouseには,もう二度と泊まるまい,とますます決心。

で,別室での身体検査ですが,こーんなことやあーんなことをされました。荷物も徹底的に調べられますが,その調べ方を見てると,「あぁ,他の人はそういう隠し方をするんだ」というのが分かってなかなか面白いです。で,僕からは当然何も出てこないだろう,と思ってたのだけど,一つ出てきちゃいました。

。これを持ち込む際には検疫が必要で,年間100kgを超えると関税がかかるとのこと。知らなかったよorz そっかぁ,まぁ確かに米の輸入になるからねぇ。なるほど。で,麻薬探知犬が反応した理由についての僕の推測も話すと納得してくれたみたいで,1時間くらいで解放されました。なかなか得難い体験だ。

ちなみに,この話をまっぴ~にしたら,

hatsuruさんが旅行するときのトラブル率って異常に高くない?

とか言われたけど,ちょwwwww それって君に言われることか?