小粥さんに,「読まないと思うけど」と言われつつ献本された『民法学の行方』を,昨日の出張帰りに読んでみました(←読んだぜ!)。
何か,言説のあり方がいろいろなフォーラムによって制約される様とその意義を探ろうとしているところが,結構面白かったです。clear-cutなものを目指すヘタレな僕とは反対の,「法学」っぽさの意義の探求がいい味。
でも,タイトルが「行方」となっていても,その到着点はまだ見つかってなくて,いろいろ手探りしているところな状態が,the queenに対するthe soldierな感じが。虐げられてもがんばるのだ。