イスラエル往復に使ったトルコ航空では，日本・イスタンブール便で，登場直後に，柚餅子のようなものが乗客に配られる（エコノミーだと）。これが結構いい感じだったので，帰国時のトランジットのイスタンブール空港で，物色してみた。
空港内の免税店では珍しく試食し放題な，turkish delight (lokum)というのがあったので，1セット（4箱入りで12ユーロ←たまたまユーロの現金を持ち歩いていたw）購入。そのうち，2箱をここで。
自宅で食べてみて，うん，やっぱり柚餅子だwww
柚餅子が米粉なのに対し，lokumはコーンスターチがベースなので，口溶けが違う。柚餅子がもちもちっとした幹事なのに対し，lokumは，もう少し柔らかくべたべたっとしている。香り付けとナッツの入れ方（柚餅子だとせいぜい胡桃と胡麻だ）が違うので，ある意味「洋風柚餅子」って感じ。
ググってみると，レシピは結構転がっている。たとえばこことかこことか。基本的には，コーンスターチと砂糖を溶かしたのを煮詰めてローズウォーターで香りを付けて食紅で色を付ける，ってところか（酒石酸tartarがレシピに入ってるけど，まぁレモン汁か酢でいいだろー）。日本でお手軽に（といっても煮詰める過程がめんどうくさそうだけれども）作るなら，コーンスターチの代わりに片栗粉でもできるかも。実験してみようかな...
ちなみに，lokumの一番の老舗は，これを発明した料理人の名前を冠した，Haci Bekirというイスタンブールのブランドだそう。
