台湾土産その1。
MRTの駅が近くにできて,以前より行きやすくなった。相変わらず,ここの月餅(特に緑豆系)は素晴らしくおいしい。それに,台中名物の太陽餅も,台中系のお店よりこっちの方がおいしい。いずれも日持ちがしないのが難点だけれども。
そして,パイナップルケーキ食べ比べ:
伝統的なパイナップルケーキは,パイナップル餡に冬瓜餡をミックスして作るんだけど,最近はやりのものは,パイナップル餡100%ということで,いろいろ買ってみた。左上から時計回りに,犁記餅店の伝統系,佳徳糕餅の100%系,微熱山丘の100%系。
この中では,犁記餅店と微熱山丘とが両極端。犁記餅店は,マイルドな味で,お茶請けにちょうどいい感じの味付けになっている。これに対し,微熱山丘は,パイナップルをそのまま詰めましたっていう感じのビビッドな餡に,香りのいい皮(エシレバター!を使っている)で,ちょっとパイナップルケーキとは違う,洋菓子だ。お茶と合わせると,お茶が負けてしまって,紅茶やコーヒーの方があうんでないか,というちょっととんがった味わい。このお店,パッケージが凝っていたり
日本の青山に支店があったりと,どうやら,オサレ系を目指しているっぽい。おいしいことはおいしいんだけど,ちょっと別世界だ。
これに対し,佳徳糕餅は,両者の中間といった味わいのパイナップル餡に,ぽろぽろする皮。皮もおいしいし,パイナップル餡のパンチもいい感じ(ぎりぎり台湾茶に合う)。3つ食べた中では,これが一番バランスがよくてお気に入りに。