上山温泉に行ってきました:
上山城を望むの図:
まずは下大湯:
とても風情がある外観で期待できる。温泉の方はかなり熱めのお湯だけど,掛け流し(多分)でとても新鮮な温泉でいい感じ。まるで在りし日の銭湯のように,女風呂との境の壁には,蔵王の御釜と上山城の絵が掛かっている。2Fは,昔の宴会場のような感じの休憩所になってる。
外は雪が積もって(だって冬の山形だし)寒いんだけど,湯温が高いせいか,全然湯冷めしない。すぐ横にある観音寺に立ち寄ってみる:
まるで,大雪の日の川内キャンパスのようだw
ちょっと登って,湯町の旅館街。古い感じ(銀山とか鎌先にありそう)の旅館が残ってる:
これに対し,新湯の旅館街は,基本的にもっと近代的なホテルが多い。
湯町の源泉,鶴の休石:
隣には,薬師如来の手水鉢が温泉になってるw:
こちらは,湯町の共同浴場。なんと,午前8時から午後2時までしまってる。地元民しか来るなーって感じに近い:
ここ湯町と新湯の間には,武家屋敷が続く。といっても,金沢とか角館みたいな築地塀が続くわけではなく,生け垣(+場合によっては低い石垣)が並ぶ道:
この家は,黒竹でかっこいい。
こちらは,三輪家住宅。武家屋敷は,基本的に曲屋なんだけど,南部農家のように馬を飼っているからではなく,的が入ってきたときに2つの武家屋敷で組になって十字砲火を加えるためだった,という:
そしてこちらが,新湯の共同浴場:
ちょっとこれは気づかないだろーと思わせるような看板に気づき,家と家の間の小道を入っていかないと見つからない。
うーむ,上山は,一見さんには厳しいな。でも,全体として,雰囲気があっていい温泉です。温泉の質としては,鳴子や山形蔵王みたいにH2Sもうもう,っていうところではないけれども。