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~ヘタレ研究者は今日も逝く~

Vegalta 2-1 Vissel

で,行ってしまいました↓

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これで,仙スタ(←名前がユアテックスタジアム仙台に変わっていた...)で観戦した試合でのベガルタの勝率100%はまだまだ続く。うははははははははははは。

観衆は1万5千人ちょっと:

仙スタは2万ちょっとで満員になるので,75%位の入りですね。最終戦とはいえ,J2でこれだけ入るのだから,仙台市民はいい人たちだ(笑)。にしても,前から不思議なんだけど,このフラッグの下の人はどうなんだろうねぇ:

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ブラジル国旗がゴール裏に見えるのはご愛敬。

starting memberを見てちょっとびっくり。神戸の方に,「FW 三浦淳宏」。ぇ。DFかMFぢゃなかったっけ? てかFW登録が3人いるし,アウェー応援席もやけに元気。あぁ,そうか,神戸はJ1昇格がかかってるんだねぇ,と納得。

試合が始まってしばらくは,完全に神戸ペース。中盤では,ルーズボールへの寄せが早いし,仙台がボール持っても,プレスをかけてパスコースを狭めておいて,きれいにカット。仙台はなかなかボールをキープできない。仙台ゴール前では,フリーでシュート打ててるし。FW3人だったので,仙台のマークがずれているんぢゃないかと想像。

一方で,仙台は全然ボールを前へ運べない。唯一多少まともに機能しているのが,右サイドからの攻めか。左なんてもうダメ。もうこのままいったら,0-2くらいで負けかな,と思い始めたそのとき。

その右サイドからのバックパスを,神戸GKが処理ミスして,こぼれ球を,詰めていった中島がGol! 詰めた努力賞ではあるけれど,まぁラッキー。

この,仙台にとっては幸運な,神戸にとっては不運な1点で,試合の流れが変わる。ゴール前でのマークは修正されたようで,以後,フリーでシュートを打たせる場面は少なくなりました。サイド破られてクロス上げられても,中央はちゃんとマーク着いているから,比較的安心して見ていられたし(←しかし,僕の後ろのあんちゃんは,マークの有無にかかわらず,クロスを打たれたら全て危ないと思っているらしく,「あぶねぇー」と叫びまくり),J1昇格のために負けられない神戸が前がかりになった分,仙台の"普通の"シュートチャンスも生まれるように。左サイドも少しましに。

でもまぁ,中盤はちょっといまいちですな。GKからのロングボールとか,ヘディングで適当につなごうとするし,パスをつないでも後ろ向きで受けたりとか。神戸の方が,オープンスペースをうまく使ってました。特に,仙台の守備は,ボールサイドに寄せすぎる傾向があるのか(てか,そこまで寄せてもボール奪えないって,どーよ),逆サイドが神戸2人・仙台1人なんかになることがよくあるんですね。で,「僕が神戸の選手だったらここでサイドチェンジするなぁ」と思うと,たいていサイドチェンジのパスが出てました。仙台にそういうの無し。ダメだのぅ...

そのまま前半終了。寒いです。まぢで。後半途中から氷雨も降り出し,翌日曜日には仙台初雪。まぁ,Chicagoの真冬に,Soldier Fieldでアメフト観戦するよりは100倍ましに違いない(笑)。

後半に入って,J1昇格を狙う神戸はFWを1枚増やして(-> FW4人),ますます攻撃的に。そのおかげで,逆に仙台は,攻撃しやすくなった感じ。シュート本数もかなりあったような。そんな中,左サイドからのパスを受けたロペスが,中央から豪快なミドルシュートで2-0。これはすごかった。本日のベストゴール。でも,この場面以外では,ロペスと他のメンバとの呼吸はあってなかった。この後,勝たなきゃ行けない神戸は,さらにFWを1枚入れて,FW5人。なんかどっかで見たことある布陣だ(笑)。

そのまま行くかと思われたら,ロスタイムに,神戸FWの個人技で2-1。ペナ外からのパスが神戸FWに通って,その時点で彼は後ろ向きだったし,仙台DFが2人付いていたので,横にはたいて他の誰かがシュートかな,と思っていたら,彼がそのままオーバーヘッド気味にシュート。多分,同じような読みをしたかと思われる仙台GK小針が飛んだけど届かず。うーむ,DFはあそこで打たせてはいけませぬな。

で,最終戦を何とか勝利で飾って,2006ファン感謝セレモニー。運営会社の東北ハンドレット社長の挨拶では,大ブーイング(笑)。帰れコール。他方,1年で首のサンタナ監督は泣いてましたが,サポーターは拍手。そんなことより,ポルトガル語が,スペイン語よりもフランス語に似て聞こえたのが不思議だった(笑)。このときの,本日の横断幕私的優秀賞:

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ちゃんと,五七五になっているのが... ついでにふぁっきんベガッ太君も:

そして,せっかく泉中央まで来たなら,仙台に数少ないイタリアケーキを作る,Tavolozzaによってくでしょ,とりんごのトルタとモンテ・ビアンコをげっつ:

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せっかくイタリアンなので,ババとかズコットとか狙っていたのだけれど,なぜかなし。

りんごの方は,クルミが入っていて,りんごも意外に酸味があって,なかなかさわやかでウマーでした。モンテ・ビアンコは,モンブランのイタ語。マロンクリームが少ないが,生クリームとアーモンド生地で比較的軽め。バランスは良いです。