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ガス局民営化後の経営監視 仙台市「黄金株」保有へ

8月20日6時13分配信 河北新報

 2010年4月の民営化を目指す仙台市ガス局は19日までに、1株でも株主総会や取締役会の決議に拒否権を行使できる「黄金株」を市が保有する条件を、事業継承者との契約内容に加える方針を決めた。ガス事業の民営化で黄金株を発行するのは全国で初めて。

 黄金株は、会社法に基づき発行が認められた特別な株式で、重要議案に対する拒否権などが付与されている。通常の株式と異なり、保有数の多寡にかかわらず、権限が保証される。

 株主のうち仙台市だけが黄金株の発行を受ける。原料価格の上昇以外での料金引き上げを抑止し、安全対策の順守をより確実にするのが目的。市は経営監視期間の5年間、株式を保有する。

 市ガス局は当初、受け皿会社に資本金の一部を出資し、経営を見守る方針だった。市議会などから値上げや安全面への不安が再三指摘されたため、より効力の強い黄金株の保有を決めた。

 市ガス局は「料金上昇などに対する市民の不安を和らげ、円滑な民営化を進めるため導入に踏み切った」と説明する。

 事業継承者の公募は9月1日に開始。資格審査申請書の受け付けは9月24日から30日までで、10月1日にも通過者を公表する。事業の審査などを経て、09年3月末に継承者を決める。

 仙台市ガス局は、仙台や多賀城など3市3町の約36万世帯にガスを供給し、売上高(06年度)は約298億円。公営ガス事業としては、供給世帯数、売上高とも全国で最大規模。

 ガス事業の継承先をめぐっては、東北電力東京ガス(東京)などが取りざたされている。

というネタについて,KHBから法学研究科に取材依頼があったんだけど,誰が応対するんだろーね...

他人事です。少なくともオイラではありません。