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~ヘタレ研究者は今日も逝く~

re: gang leader for a day

昨日から基礎ゼミが実質的に始まって,1年生にgang leader for a dayを読ませてみたところ。

JTが「かっこいい」という感想が出てくるのはまぁそうだろうなぁとは思うけれど,やはり結構細かいところで,大事なところが読み取れてない。

Chicagoの危ない地域のほぼ境界線上(と自分では思ってるけど,他の日本人に言わせると,「そんなところに住むなんて!」になる)に住んでいた身として実感してきたアメリカの「都市」像がやっぱりあるわけで。そういう身からすると,台詞とか言葉遣いとか行動とか,その辺に込められたニュアンスとか文化的背景とかは,やはりUSに旅行したこともなく(旅行したとしても観光旅行で),映画やドラマでしか触れることのできない1年生には分からないんだろうなぁ。

というわけで,学生さんに発表させるゼミのはずが,結構僕の方でしゃべる羽目になってしまったorz

他方で,AT君からいただいた,自称「日本一のシュークリーム」こと,北菓楼の北の夢ドーム:

大きめのクッキーシューに,下半分にカスタード,上半分に生クリームが詰めてある。手作業で詰めているのか,バランスは結構ばらばらで,6-4で入っているのもあれば,2-8で生クリームが勝っているのもある。「日本一」であるかどうかは疑わしいが,結構おいしいことは確か。作ってから時間がたってしまったためか,生クリームの食感がちょっと悪くなってた。これはもちろん,北菓楼のせいではない。ちょっと前に食べた三銃士のシュークリームに比べると,遥かにおいしい。三銃士はまじめにバニラビーンズ使っていて,こっちは使ってないんだけど,そんなところより,素材(卵と牛乳)の良さの方がよほど大事なんだ,ということがよく分かる。

しかし実は,自称「日本一」のこのシュークリームより,こちらの「イタリアンミラノシュー」の方がおいしかった:

こちらの方が,カスタードのコクと旨みが強く感じられる。揚げパンっぽいシュー皮は,ドーナツっぽくなってチープさを感じさせることは否めないものの,油からのコクが出てくる分,カスタードのコクの強さと拮抗してくる。

ちなみに,お供のお茶は,この前,北京の呉裕泰でげっつしてきた,ジャスミンボールにしてみた:

さすが,ちょっと高めのお茶をがんばってげっつしてきただけあって,香りの強いいいお茶。ウマー