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~ヘタレ研究者は今日も逝く~

baisaou - january 2011

1月ってことで,賣茶翁には,新年菓・干支菓子・勅題菓子,があった。どれにしようか結構悩んだんだけど,上の勅題菓子「葉」「富貴菜」と,下の新春菓子「初富士」にしてみた。新春菓子は他にも,今年も「咲き分け」とか「寿ぐ」とか福寿草」とかあったけど,初日の出に染まる富士山な感じが美しかった「初富士」と,今まで食べたことのなかった勅題菓子をばげっつ。

富貴菜は,牡丹を模したのか,きれい。葉っぱの緑の部分と花の部分とがちょっと食感が違っていて,葉っぱの方が多少もちもちっとした食感になってる。相変わらず賣茶翁はこういう練り切り系はとてもおいしい。

初富士は,求肥で漉し餡を包んだもの。漉し餡は,よくさらしてあってほとんどえぐみが残っていない,非常に上品な味。それが柔らかめでおとなしい求肥に包まれているので,全体におとなしめな味。これもおいしいんだけど,どちらかというと富貴菜の方が好みかな。でも,見た目のグラデーションはうつくすぃ。