Burg Huelshoff:
Burg Vischering:
Schloss Nordkirchen:
Burg Huelshoffは,Muensterに一番関係のあるお城(というよりfortとかchateauという方がしっくり来るけれど)。かつてMuensterを支配していた一族が住んでいた。現在の所有者は80歳オーバーのおばあさんで,相続人がいないから,死んだらどうなるかよく分からん,とのこと。こちらは,その代々の所有者の肖像画と図書室:
ちなみにここは,靴の上からスリッパを履いて内部を見る。床を痛めないためなんだけど,なんか不思議な感覚。
Burg Vischeringも,同じく堀を持った城。このあたりは水たまりも多いし,地下水位の浅い湿地帯に近い地域らしい(オランダが近いし,雨も多いらしい)。このお城は,いろいろと工夫がしてあるので(その辺はネタバレになるので,是非現地で話を聞くといい),中世においては落とされたことがなかったとのこと。とはいえ,この構造だと,大砲で狙われたら終わりだなぁ:
最後のSchloss Nordkirchenは,BurgでなくてSchlossということもあって,「お城」というよりは宮殿。自称「ウェストファリアのヴェルサイユ」。ヴェルサイユをモデルにして作られた訳ではないんだけど,確かに典型的なバロック様式だ。ファサードには,四季の女神が飾られており,手前にはスフィンクスが控える:
しかしこれは,本当の大理石の柱じゃなかったりする:
内装は豪華:
このSchloss Nordkirchenでは,地下のレストランで昼食をば:
メインディッシュはターキーで,デザートはブラウニー。なんかドイツって,西の方に行くと(=フランスに近づくと?)オサレな(風を偽装した)料理になる気がするんだけど,ここもそうなのかも。あんまりドイツドイツした味ではない。僕はドイツドイツした味が結構好きなので,そちらで良かったんだけど。でもまぁ,これはこれでおいしい。
この後,Brilluxという企業を見学。前日まで「ナノテク企業を見学するよー」と言われていたのに,全くナノテクではない(ごく一部に使ってはいるけれども)。ただ,ORというのか,いろんなプロダクションの仕方を見ることができたのはなかなかおもしろかった:
(さすがにここから先はカメラ禁止)