しばしば通る道沿いに,新しいパン屋さんができたねーと言っていたら,相方が通りがけついでに買ってきてくれた:
この辺では割と有名な鶏肉屋さんのとなりにできたConel Bakeryなるお店。
バゲットは,普通においしい食事パンで,メゾンカイザーみたいに粉の旨みが前面に出てくるわけではない。安心して食べられる路線のもの。
この辺は,クロワッサンも同様で,高級クロワッサンのように「これでもか!」とバターの香りが前面に出ているわけではなく,比較的あっさり。まぁ,お値段がお値段なので(147円),発酵バターをふんだんに使う,といった作りにはしにくいんだろう。成型はきれい。
これに対し,シナボンはすぱらしい。名前の通り,シナモンとアイシングの菓子パンだけれども,某USAで食されるような凶悪な(とはいってもあれに慣れるとあれはあれでおいしく感じるwww)シナモンロールとは違って,日本的ないいバランスの甘さで,パン生地も口溶けがよく柔らかい。
というわけで,このパン屋さんは,リーンなハード系のパンよりはむしろ,菓子パン系・総菜パン系の方が得意なんじゃないか,という印象。