5月5日は賣茶翁。
まずは粽:
賣茶翁の粽は,例によって例のごとく葛。葛のすっきりした味に,笹の香りが移っていて清涼感がすぱらしい。お清めという感じになる。高価だけれど,やっぱりこれが一番おいしい。
柏餅(あん・みそ):
餡は賣茶翁らしくすっきりした漉し餡。しかしやはり,味噌の方が好みだなぁ。花びら餅(今年はドイツ出張で逃したorz)もそうだけれども。
端午の節:
これは毎年げっつしてる。折り紙のような造形が美しいのが好み。もちろん,味の方も,求肥がぱない。
つつじ花:
これは初めてのような気が。見た目が本当にツツジが咲いているようできれい(現物はもっと花が多いけれども,さすがにそれをそのままお菓子にするとうるさすぎる)。きんとんの中に入っているのは,意外にも粒餡。それも(賣茶翁にしては)しっかりと甘い。野に咲いているツツジを想起させるような野趣で作っているのかもしれない。