ベルト・モリゾは印象派の中では結構好きな方で,小規模な展覧会だけど結構良かったです。今までに思っていたよりもずいぶんと明るい色遣いをしているのに驚き。
フェルメールはさすがに混んでるなぁ。特に,「牛乳を注ぐ女」のところは,やたら混んでいて,しかも,絵からの距離が遠いので,細部の技法がよく分からないorz 細部が見えないよりは混んでる方がまだマシなんだけど... にしても,この絵,この時期のオランダ絵画とは思えないほど光量が多いですね。
この秋の予定は,他には,ムンクとフィラデルフィアに行く予定。もしかするとシャガールも行くかも。
そういえば,昨日は,すごく久しぶりに霞ヶ関にお呼び出しを受けました。自分も昔その制度の始まりにちょっと携わったから後始末もせなあかんかなぁというのと,場外乱闘他流試合かも~ん(←オイ)ということから,久しぶりに仕事を引き受けました。
しかし,あんまり仕事を引き受けすぎるのは問題あり。半月くらい前に師匠+その他大勢で飲んだのですが,そのときに師匠曰く,「東大やめて某所に移って,何十年かぶりにに初めて他人から依頼されずに自発的に原稿を書いたよ」とのこと。そこに言う「他人からの依頼」には,例えば記念論文集の執筆なんかもカウントされてるんだけれど,何ともすさまじい人生です。トーダイ教授ってのは「公職」なのね,というのを実感させられます(もちろん我が道を行く人もいるけれど)。かもー君にもこの話を伝えて,「がむばってね,草葉の陰から応援してるよ」と言っておきました。