島田仁郎前最高裁長官をお迎えしてのパーティーが藤田邸で開催されたので,何か作って持って行こうと,今の季節のフルーツである梅を使ったタルトを作ってみた:
こちらが切り口(シュトロイゼルが落ちたので,かき集めて載せてあるorz):
パート・ブリゼ(ただし,焼き色を付けるために,ごく少量,砂糖が入ってる)の上に,クレーム・ダマンドを流し込んで梅の自家製砂糖漬けと自家製甘露煮を埋め込み,表面はシュトロイゼル。クレーム・ダマンドにちょっと工夫がしてあって,砂糖を全く使わずに,代わりに自家製梅シロップ(←砂糖漬けの副産物)を入れているので,梅の酸味と香りが入った(それともちろんラム酒)アパレイユになってる。
これを作るのは初めてなので,どういう味になるか分からない。まさに,前最高裁長官ヒトバシラー(wwwwww)な実験作で,どういう反応が来るかちょっと心配だったけれども,なかなか好評だったのでおk。
ちなみに,もう1個ミニバージョンを焼いておいて:
別のところに持って行ったら,そちらでも好評だったので結果おーらいv
パーティーでは,超豪華な手巻き寿司とBBQでウマー。サクランボもおいしかった。石井せんせが持ってきた,フランス(イギリス?)のコンクールで金賞とったという日本酒も,水野せんせが持ってきたイル・プルー・シュル・ラ・セーヌ@代官山のダックワーズもウマー。
このダックワーズ,日本のケーキ屋さんのように甘さを抑えた味でなくて,それぞれの個性がよく出ている力強い味。生地のアーモンドの香りもいいし焼き加減もすばらしい。バタークリームもふわふわで口溶けがよい。
このブログを読んでる人は,僕のケーキに対する味覚が,日本ではやりの「甘さ控えめ」に厳しく,ヨーロッパ的な(甘みも含めた)味のはっきりしたのに評点が高くなってるのに気づいてると思うけど,このダックワーズはそこにぴったし。