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~ヘタレ研究者は今日も逝く~

jey

ジェイ美卵というお店ができたので,行ってみた:

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シュークリームと「ぷりふく」。「ぷりふく」とは,「プリン大福」のことらしい。断面図を見て分かるように,求肥の中に,生クリーム+プリン+スポンジ。井ヶ田の名品「喜久福」(←白石せんせの独禁法講義・初版では,井ヶ田の抹茶ソフトがあがっていたけれど,あれよりも喜久福の方がおいしいと思う)を思い出させる食感。手で包むためかプリンはやや固めでスポンジの味が勝つ。味は薄めで,喜久福の方がインパクトがあっていい感じ。

シュークリームにも言えるのだけれど,「卵」を売りにしている店にしては,それほど卵の味が前面に出ていない。若林区荒井にあるブルームーンの方が,卵の味が濃かったような気がする。とはいえ,味それ自体はよく,結構おいしいです(ぷりふくはもう少し甘みが欲しいが)。

で,今週のツタヤレンタル半額セールで借りてきたのは,The Magdalene Sisters他。いいできです。アイルランド映画なんだけれど,英語の発音が,アメリカ英語ともイギリス英語とも微妙に違うところが何カ所かありますね。それと,nunたちの話す命令形が何とも。あれは,アイルランドだからなのか,それとも教会だからなのか。アイリッシュな音楽CDはいくつか持っているけれど,こういう訛りは耳にした記憶がない気がする。

catholicで思い出したのだけれど,去年の夏にBuenos Aires->Miami->Chicagoと帰るフライトのうち,最後のMiami->Chicagoのところで,隣に座った人が話しかけてきて,キリスト教への改宗を謎に勧められました。法律家ってのは一般的に議論が好きなので,受けて立った訳ですが,途中で「日本人の宗教観」な話(<-何で自分があんまり宗教に興味を持たないかを説明するため)になる。

どういうことかというと,日本人以外にとっては,宗教というのは,way of lifeの一部を形成しているものであるから,それがないということはあんまり考えられない。けれども,多くの日本人にとっては,宗教の外で既にway of lifeが成立しており,宗教はその外側において救済を求めるためのものとして位置付けられる。だから,多くの日本人にとって,宗教は非日常なものとして受け止められるし,他の国でway of lifeの一部となっている宗教行事たちをそのまま矛盾せずに複数受け入れることが可能なんだ,と。

とまぁ,こういう内容のことを言ってみたら(<-あってるかどうか知らないけど),なんか納得してくれたみたいです。途中から雑談っぽくなってChicagoまで飛びました。それでいいのか。