北京を喰らふ。
地元民の多いレストランに入ったら(英語通じず),いきなり食器が完全消毒状態で出てくるの巻:
まずは,豆腐をごまで和えたような感じ:
胃袋の茹でたのを,塩辛みたいなソースで食べる:
香菜はいいけれど,塩から風のつけだれ(北京の庶民料理でよくあるらしい)は,ちょっと塩気が強すぎる。
これも,ちょっと塩気が強いかな。盛岡の方がおいしいかもw
羊の足:
大きさはこのくらい:
見た目はワイルドでいいし,軟骨が多くてコラーゲンたっぷりではあるけれども,やや油が強い。でも,わずかに残っている筋肉部分は,コーンビーフのようなうま味があった。要は,おいしい部分は他の料理に使った残り,ってことかな。味付けは,他の物に比べると異様に薄味で,ちょっと黒酢を垂らしたいなぁと感じる(が,構造上,欠けるのがむずい)。でも,帰り際に,「持ち帰る?」みたいなことを聞かれた(多分そう尋ねられていたのだと想像)のは,犬のえさにでもするのかwwwwwwwwwww
全体的に,塩気が強いなぁ,という感じ。素材のうま味もさほど生かされていない。台湾は何を食べてもおいしいけれど,ここはそういう風にはならない。豆腐のごま和えとジャージャー麺がその中ではいい方か。
前回アップし忘れた,胡同風景:
空港からホテルまでのタクシーの中から外を見ていて思ったけれど,立ち並ぶコンドミニアムが,なんか味気ないデザインなんだよなぁ。何というか,ちょうど,キシェロフスキのデカローグに出てくるような,いかにも東欧共産諸国っぽい,機械的なデザインなのです。不思議。