法学セミナーから,10月号が送られてきましたよっと。原稿掲載号の献本ってやつですが。
特集が「憲法と民法」になってるんだけど,僕にとっては,「身をもって知る憲法と民法」(*)というか,「身をもって知る人権規定(表現の自由)の私人間効力」でした。
前に書いたように,最初のタイトルは,「法セミ捨てて,経セミ読もう」だったのだけど,これは編集部からダメ出しをくらって,
「右手に法セミ,左手に経セミ」くらいでどーよ?
って言われたけれども,
いやでもそれって,法学=経済学って重み付けで,本文の内容の,法学<<<経済学っていうのとあってないぢゃん
と切り返したら,最終的に今のタイトルを向こうから提案してきました。何が違うのかよく分からん :-)
しかしまぁ,実は,このタイトルは,デコイだったのだね。ふふふふふふふ。しかも,もう出版されちゃったから変えられまい。ぐふふふふふふふ。
真の爆弾は,37頁の注4だったりします。いやー,よくこれ,日評で通ったなぁ。元のバージョンを知っている人たちは,これが本文で固有名詞で書いてあったのをひょっとするとひょっとして覚えているかも。さすがにそれは通らないだろー,と言われたので,地雷を埋める形にしました。
編集部がこれに気づいたら,今後日評は出入り禁止かな。まぁそれでも別にいいけど。
(*) これはもちろん,早川(吉)せんせの最高傑作にちなんでる。彼はこれを越えるものを書けていないというのは一部の通説。