カンパーニュ専門店le temps richeでパンをげっつ:
右から時計回りに,カンパーニュ(プレーン),フィグと胡桃,レーズン。
味は,なかなかにおいしい。香りはちゃんとカンパーニュの香りで,粉の旨みもよく出ている。ただ,面白いことに,味が和風。もちもちした食感――それも,グルテン系の粘りのあるもちもち感というよりは,お餅のような澱粉が糊化したようなもちもち感(米粉パンに通じるところがある)なのだ。原材料が,北海道産の小麦粉+ライ麦粉ってなっているから,ひょっとするとその辺が影響しているのかもしれない。
レーズンとフィグ・胡桃は,全粒粉になっていて,プレーンカンパーニュに比べると,やや酸味が強めになる。もっとも,だからといって,フランスやドイツで食べるライ麦パンのようなガツンとくるアタックの強さはなく,至ってマイルドな味。その意味では,やはり日本人向けにアレンジされてる(というか,自然にアレンジされてしまう?)のかもしれない。そしてまぁ,やはり日本的にお値段は高めです。
新しいお店なんだけど結構人気店らしく,ちょっと遅く行くと売り切れになっていることの多いお店。今まで仙台のカンパーニュっていうと,バーニャだったけど,その対抗馬ってところだろうか。